とっとり郷土芸能フェスティバル2026
鳥取県文化振興財団プロデュース事業
とっとり郷土芸能フェスティバル2026
鳥取県の多彩な郷土芸能が集結。次代を担う若人たちが魅せる!
2026年3月8日(日曜日)
開演14時(開場13時30分、終演予定16時)
| 会場 | エースパック未来中心 大ホール |
|---|---|
| 料金 |
入場無料(要整理券) ※未就学児入場可 ※車イス席及び介添席をご希望のお客様、その他、公演鑑賞に際してサポートが必要な方は、主催者までお問い合わせください。 |
| 整理券配布 |
2026年1月17日(土曜日)10時 |
| 配布場所 |
エースパック未来中心 とりぎん文化会館 |
出演団体/演目
【中部】倉吉市立鴨川中学校/せきがねさいとりさし
【中部】泊貝がら節保存会/民謡「泊貝がら節」
【東部】中大路だるま踊り保存会/だるま踊り
【東部】勝部岩力おどり保存会/勝部岩力おどり
【西部】会見小松谷盆踊保存会/小松谷盆踊り・バンバ踊り
【西部】荒神神楽 菖風社/おろち退治
団体紹介
倉吉市立鴨川中学校
(協力:せきがねさいとりさし保存会)
倉吉市立鴨川中学校は、総合的な学習の時間を通して、地域の郷土芸能「せきがねさいとりさし」の学習をしています。この学習には、せきがねさいとりさし保存会の皆様に継続してご指導いただき、校内文化祭や地域のイベントにも出演しました。本校1年生は、地域を守り、伝統を次世代につなぐ学びを重ねています。今回は、これまで以上の大きなステージで、県の無形民俗文化財であるさいとりさしの魅力を伝えたいと思います。
保存会との活動の記録(令和6年度)
https://youtu.be/NonqUQrlvmo
泊貝がら節保存会
泊貝がら節は、今からおよそ180年前、湯梨浜町泊地域沖合の日本海で「いたや貝」の大群が発生し大漁で、毎日、浜は大変な賑わいだったそうです。その頃から誰となく漁師の中で歌われ始めたと伝えられています。労働の厳しさと、大漁の喜びを伝える豪快さが特徴で、大変厳しい労働の中で生まれた歌は、今日まで歌い継がれています。現在では、「いたや貝」は採れませんが、私たち保存会は、故郷に伝わる伝統文化の「泊貝がら節」を守って行こうと取り組んでいます。今回は保存会ジュニアの卒業生である中学生と保存会会員合同で演技をします。
中大路だるま踊り保存会
中大路のだるま踊りは、コミカルな農村芸能として古くから地元で親しまれていました。由来は諸説有り、一説には大正末期頃、「新しい娯楽をつくろう」と地区住民らが発案したと伝えられています。第二次世界大戦を挟む前後では因幡の傘踊りの前座として踊ったとも伝えられています。その後時代の流れで娯楽などが外に向けられ地元で活動する若者も少なくなり一度断ち切れましたが、昭和55年じげ興しで米里青年団が復活し目玉の一つとしてだるま踊りを踊ってみようということで復活しました。その後青年団も消滅となり現在では発祥の中大路が保存会としてだるま踊りを継承しています。現在では、敬老会等地域のイベント、また、毎年倉田八幡宮の秋祭りに奉納しています。
勝部岩力おどり保存会
勝部岩力踊りは、1600年初期、鳥取藩主池田光政が32万石のふさわしい城下町づくりを目指して、城や町の建設・改修を進めた際、必要な石材・木材を勝部地区から提供させました。その際、農民たちの苦労を慰めるため、唄い踊った「労働歌」が始まりと言われます。勝部地区独特の盆踊り唄であり、男女とも特有のしぐさで豪快に踊るという特徴があることから、昭和60年青谷町の無形文化財としての指定を受け、鳥取市教育委員会などから、伝統芸能として後世に継承して欲しいという要望を受けています。今回はかわいいお友達と一緒になって踊りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
会見小松谷盆踊保存会
鎌倉から室町へと時代が移り変わる頃、盆の十七夜に踊り始められたとされる小松谷盆踊りは、精霊の供養と共に民俗芸能として永く受け継がれてきました。保存会も昭和41年に発足し、60年目を迎えました。この間、後継者養成として南部中学校生徒への盆踊り指導などの伝承活動が認められ、平成7年に鳥取県指定無形民俗文化財に認定されました。現在は、趣向を凝らした盆踊り大会の実施や、毎年8月17日には小松谷盆踊り発祥の地とされる雲光寺境内の静寂の中で、ご先祖供養の盆踊りを行うなど地道に活動を続けています。
荒神神楽 菖風社
荒神神楽は中国山地に引き継がれている神楽の形式として、江府町貝田地区に伝わり伝承されています。菖風社は、昭和49年の結成以来、50年近く活動しています。結成時は、集落の青年団15名程度で活動を始め、最盛期には、秋から春にかけて30回くらいの依頼をこなしてきました。近年は主に、鳥取県西部地区の集落での祭りやイベントを中心に活動し、県内外の芸能大会などにも数多く出演するとともに、町内外から本町の郷土芸能として、定期的な公演の要望もあり企画実施しています。令和5年度には、第31回中四国文化の集い「中四国神楽フェスティバルinひろしま」にも出演しました。
司会
日本海テレビアナウンサー
福谷 貞夫
特別後援
新日本海新聞社、日本海テレビ
後援
鳥取県、鳥取市、岩美町、八頭町、若桜町、智頭町、倉吉市、三朝町、湯梨浜町、琴浦町、北栄町、米子市、境港市、大山町、南部町、伯耆町、日南町、日野町、江府町、日吉津村、鳥取県教育委員会、鳥取市教育委員会、岩美町教育委員会、八頭町教育委員会、若桜町教育委員会、智頭町教育委員会、倉吉市教育委員会、三朝町教育委員会、湯梨浜町教育委員会、琴浦町教育委員会、北栄町教育委員会、米子市教育委員会、境港市教育委員会、大山町教育委員会、南部町教育委員会、伯耆町教育委員会、日南町教育委員会、日野町教育委員会、江府町教育委員会、日吉津村教育委員会
助成
(公財)エネルギア文化・スポーツ財団
主催/問合せ先
主催:(公財)鳥取県文化振興財団
お問合せ:とりぎん文化会館 ☎0857-21-8700(9:00~18:00)案内番号2
※休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日休)、年末年始